こんにちは、読書で新しい発見をするのが大好きなララです。
今日は「本が読めない」「内容が頭に入らない」という悩みを抱えている方に向けて、その原因と対策法をお伝えします。
一緒に解決していきましょう!
「困ったら本を読め、およそ人が悩む事柄は先人が既に解決している事ばかりだ」というある人の教えがきっかけで、私は読書を始めました。
読書は本を出すほどすごい方々の頭の中を、凝縮された形で自分に取り込めるのが魅力ですね。
本からはネットで拾うよりもたくさんの情報量を受け取れるので、読書による充実感はすごいです。
皆さんの読書ライフが充実することを願っています。
本が読めない悩みを解決!効果的な読書術と聞く読書のすすめ
実は私も以前は本を買っても最後まで読めなかったり、内容が全然頭に入らなくて困っていました。
そんな私が出会ったのは、聞く読書です。
「読む」から「聞く」に方法を切り替えてからというもの、読書が楽しくなりどんどん読めるようになっていったのです。
しかもこの方法だとどうしても脳内をまとめたくなるので、自然にアウトプットもできるという一石二鳥。
聞く読書に切り替えた理由と、どんな人におすすめかをお話しします。
本が読めない主な理由
まず、本が読めない主な理由をいくつか挙げてみましょう。
- 集中力が続かない
- 読んだ内容が頭に入らない
- 本の選び方がわからない
- 読書に適した環境がない
これらの問題、どれも身に覚えがありますよね。特に1と2は本当によくある悩みですよね。
私も「あるある」と思いました。
ボクは2と3で悩んでるぅ…
これらの問題の原因はバラバラのように思えますが、もしかしたら共通の原因があるかもしれません。
その原因の1つは、あなたの【脳タイプ】です。
人の脳には3つのタイプ「視覚優位型」と「聴覚優位型」「体感優位型」があると言われていて、これによって得意な情報の処理方法が異なるんです。
脳のタイプはどれか1つだけを使うという意味ではなく、”優位型”と言うとおりどの機能をよく働かせているかという事になります。
私がこの事を本で知った時は、文字通り「目からウロコが落ち」ました。
いままで悩んでいた事がとてもとてもクリアになった気がしたから。。
詳しくはこちらで紹介していますので気になる方は読んでみてくださいね。
本の内容は主にコミュニケーションについてですが、人それぞれに脳のバイアスがあり、それによって見える世界・考える事が変わるという事を説いています。
脳のバイアスは脳タイプ・性別・環境・認知の違いなど様々な条件下により作られるのですが、本の中では具体例や研究結果を踏まえながら分かりやすく書かれています。
今回この本から参考にしたのは「脳タイプによって効果的な情報のインプット方法が変わってくる」ということです。
例えば、リンゴを思い出す時に
- リンゴの色や形をはっきりと画像で思い出す
- リンゴを触る時のキュッキュッという音や食べる時のシャリシャリ音を思い出す
- リンゴの香りや触感を思い出す
といった違いが人それぞれであるそうなんです。
これが【体のどの機能を強く使ってインプットや想起をしているか=脳タイプ】という事になります。
タイプとは言ってもそれだけを使っているわけではなく、あくまでも優位性という事ですが、自分が何タイプかが分かれば効率的に学習ができるのではないでしょうか。
自分の脳タイプを知ろう
皆さんの中でも、「自分はノートを作るよりも、教科書を音読した方が記憶できる気がする」といったご自身に合った学習方法に気づいている方も多いと思います。
本に載っている診断とは異なりますが、簡単な脳タイプ診断を考えてみましたので参考にしてみてください。
簡単な脳タイプ診断
自分の脳タイプを知るには、以下の質問に答えてみてください。
- 新しい情報を覚える時、図や表を見る方が理解しやすい
- 人の話を聞くより、文章を読む方が内容を把握しやすい
- 本を読むとき、声に出して読む方が頭に入りやすい
- 説明を聞くより、実際に見て学ぶ方が好き
1と2にYESが多ければ視覚優位型、3と4にYESが多ければ聴覚優位型の可能性が高いです。
4が特にぴったり当てはまる人は、体感優位型かもしれません。
私の場合は、3と4にYESが多かったので、聴覚タイプだと気づきました。
これが読書が苦手と感じていた原因だったんですね。
紙の本だとページを開いても5分で集中が切れ、まぶたが閉じてしまうんです
目が拒否してる感じ…
本格的な脳タイプの診断をしたい方は、本の中に載っていますのでぜひ手に取ってみてくださいね。
視覚タイプと聴覚タイプの違い
視覚優位型の人は文字や図表から情報を得るのが得意です。
そのため通常の文字を読む読書が合っています。
一方、聴覚優位型の人は音声から情報を得るのが得意なんです。
本が読めない、頭に入らない、と悩んでいるあなたはもしかしたら、聴覚タイプなのかもしれません。
ここからは聴覚タイプにおすすめの読書法について書いていきます。
聴覚優位型におすすめ!聞く 読書のすすめ
私が当てはまった聴覚タイプにおすすめの学習法について、経験を踏まえてご紹介します。
聴覚優位型と診断が出たあなたにおすすめなのが「聞く読書」です。
聞く読書ってなぁに?
書籍を朗読したもの(オーディオブック)を使って本を「聞く」方法のこと。
これなら、聴覚優位型の人が効率的に「読書」ができます。
しかも必要なのは耳だけ。
本を開いて活字を目で追ってインプットする、という形態をとらないので格段にラクに読書ができます。
「聞く読書」をしている人は多く、アプリで気軽に利用できるサービスもあります。
人気の2大サービス、Audibleとaudiobook.jpの書籍数と金額を比較してみました。
項目 | Audible | audiobook.jp |
---|---|---|
聴き放題対象書籍数 | 12万冊以上 | 1.5万冊以上 |
月額料金 | 1,500円 | 1,330円 |
年額料金 | 18,000円 | 9,990円 (月額換算833円) |
無料体験期間 | 30日間 | 14日間 |
月額料金が一般的なビジネス書1冊分程度の価格なので、気軽に利用できると思います。
これで数万冊から選んで聞き放題となると、とてもお得に感じますね。
聞く読書のメリット
聞く読書には、こんなメリットがあります。
特に1と2は、忙しい現代人にぴったりですよね。
私も家事中や通勤中に聞く読書をするようになってから、読書量が格段に増えました。
個人差があると思いますが、本を読む時、文章を頭の中で声に出して読み上げてませんか?
これって、目で見る→頭の中で読み上げる→理解する と3段階になるので処理に労力と時間がかかりますよね。
オーディオブックだとすでに読み上げてくれているので1段階減らす事ができます。
また一度聞いて興味を持った本があると、著者やジャンルが同じ他の本が音声でも紙でも格段に読みやすくなるという効果も実感しています。
本を買っても半分も読めず挫折していたのが、今では紙の書籍もちゃんと読破できるようになりました。
「この話知ってる!あの本に出てきた話とリンクしてる!」となるとグングン理解が進んで、楽しくなりますよね。
今では音声・紙を合わせて月に5冊程度は読書できるようになりました!
ながら学習で時間を有効活用
聞く読書の最大のメリットは、何かをしながら学習できることです。
YouTubeをやラジオを聞き流す感覚で本が聞けるっ
例えば、通勤中や家事をしながらでも、本を「読む」ことができます。
私の場合、家事や在宅ワークをしながら1日1~3時間ほどの聞く読書を習慣にしています。
月に3~5冊のペースで本を聴けるようになりました。これは紙の本を読むよりもずっと効率的です。
私が利用しているAudibleアプリでは倍速再生があるので
いつも1.5倍速で聞いて、より効率アップしています
記憶に残りやすい学習法
聴覚優位型の人にとっては、音声で情報を得る方が記憶に残りやすいです。
聞く読書を活用することで、読んだ内容が頭に入りやすくなるかもしれません。
私の経験では、聞く読書で得た情報は、紙の本で読むよりも長く記憶に残っています。
特に印象的なフレーズや話し方のニュアンスまで覚えていることがあります。
目の疲れや体への負担がない
長時間の読書は目に負担がかかったり、姿勢が固定される事で身体が疲れますね。
聞く読書なら使うのは耳と脳だけ。
身体を休めながら本を楽しむことができます。
寝る前にリラックスしながら本を聞く事もできるので、読書の時間がリラックスにもなっています。
1日中PC画面とにらめっこしているオイラには、聞く読書の方が良さそうだな
朗読してくれる方の声が好き♡、なんて楽しみ方もありますよ
芸能人や有名な声優さんが朗読してる作品もありますし♡
語学力アップにも効果的
オーディオブックとしては、海外の書籍もたくさんあります。
外国語のオーディオブックを聴くことで、リスニング力が飛躍的に伸びるかもしれません。
私は英語の勉強のため(主に耳を慣れさせる)に時々活用しています。
最初は難しかったですが、繰り返し聴くうちに本当に少しずつですが聞き取れる単語が増えてきました。
発音やイントネーションも自然に身についてくると思います。
参考になるか分かりませんが、私の場合は先に日本語訳を聞くか読むかしてから英語版を聞くようにしています。
効果的な読書のためのその他のテクニック
アクティブ・リーディングのすすめ
聞く読書以外にも、効果的な読書法があります。その一つが「アクティブ・リーディング」です。
アクティブ・リーディングとは、ただ受動的に読むのではなく、積極的に本と対話するように読む方法です。
紙の本を買ったら、どんどん書き込みしながら理解を深めていきましょう。
私もこの方法を取り入れてから、本の内容がより深く理解できるようになりました。
特に3と4は、理解度を確認する上で非常に効果的です。
速読術の活用
速読術も効果的な読書法の一つです。
ただし、速読は全ての本に適しているわけなく、小説や詩など、じっくり味わう必要がある本には向いていません。
ビジネス書や実用書など、情報収集が目的の本に使うのがおすすめです。
読書ノートの作成
読んだ本の内容を忘れないためには、読書ノートを作るのが効果的です。
私は以下のような項目でノートを取っていますよ。
すごく勉強になった本や複雑な内容の本だけでも、理解と記憶の定着にはとても効果アリなのでやってみて!
このノートを定期的に見返すことで、読書の効果を最大限に引き出すことができます。
まとめ:自分に合った読書法を見つけよう
私自身、聞く読書と従来の読書を組み合わせることで、以前よりもずっと多くの本を「読む」ことができるようになりました。
そして、それによって得た知識や気づきが、仕事や日常生活に活かされています。
最後に、読書は自分のペースで楽しむものです。無理せず、自分に合った方法を見つけていってくださいね。
みなさんの読書生活がより豊かになることを願っています。